GREENBOWL

SEASONALITY

大和田農園さんからは、さつまいもだけでなく、その時々に収穫される、おいしく野趣に富んだ野菜やハーブも届きます。GREENBOWLでは、それをランチで、ディナーで、さまざまな形でお客様に召し上がっていただいています。大和田さんは、大きさや味の規格を優先するのではなく、それぞれの野菜が持っている個性を大切にしています。その野菜・植物が持っている生命力をそぐことなく、最大限に引き出すことで力強い野菜ができる、という考えをお持ちだからです。まずはしっかり土をつくる。その後は完全無農薬、水やりも極力控えるという農法で育てられた野菜は味が濃く、香り豊かで、本来のうまみを感じることができます。

もともと食べることが好きで、「地元のレストランでも、西洋野菜やハーブなど、もっとさまざまな野菜を使ってほしい」という思いで、干し芋づくりのかたわら、日本では珍しい野菜やハーブの生産をスタートした大和田さん。以前からフランスの街角に立つマルシェ(市場)に憧れを持っていたと言います。それぞれの生産者がとれたての野菜やチーズなどを持ち寄り、街の人たちがひとつひとつ手に取って買って行く。包装もされず、形も大きさもバラバラななかから選んで、必要な分だけ買うことができる。売る人と買う人、つくる人と食べる人が会話を楽しむ。「そんなことができる場を、自分がつくる野菜を通してつくれたらいいな」と思っていたそうです。

大和田さんから届く野菜は無骨に新聞紙に包まれていて、開いた時に、その日の畑を身近に感じることができます。海に近くミネラルが豊富だという広々とした畑には、何種類もの珍しい野菜やハーブが隣り合って育っています。野菜の生命力に任せる、という大和田さんの原点は、子どもの頃に庭や裏山になっていた、いちじくや柿の実を食べて感じた、甘さ、香り、そのおいしさにあります。自然のおいしさにはかなわない。けれど、手をかけてできる限りおいしいものをつくりたい。大和田さんは強い思いで、今日も畑に立っています。
土が元気なら、元気な野菜が育ちます。生命力が強く、病気に強い野菜になれば、農薬を使うことも少なくてすみます。こうして育てられた新鮮でみずみずしいレタス、葉野菜が、春から秋口にかけてGREENBOWLのメニューを彩ります。